発酵あんこ

問い合わせ

079-277-0203

食品応用

煮炊きの技術から広がる
無限の可能性

モノを粗末にせず、活かすという発想から生まれた煮汁の再利用は、自然の着色料やあずきの風味付けとして赤飯づくり、洋菓子などに活かされています。そして「煮る」「炊く」技術の確立により、多品種生産体制を可能にしました。かのこ、赤えんどう、手亡など、素材を吟味し、豆の固さから味付けまで、メーカー様のきめ細かなご注文にも対応いたします。

濃縮

北海道産小豆の炊き上げ時に取れた煮汁を、濃縮タンクで1週間~2週間程度じっくりと濃縮します。
着色を使用した調製品と、無着色の原液品の2種類がございます。

充填

10Lバックインボックス入りと、400gのピロー包装充填の2種類がございます。
充填後は‐20℃以上の冷凍庫にて冷凍保管します。

一口メモ

あんこ屋にとって小豆の煮汁は、小豆の旨味と栄養を凝縮した非常に価値ある液体です。
しかし、時代の流れの中で煮汁は産業廃棄物として捨てるために多額の費用がかかってしまう、非常に悩ましい存在となっていました。
当社では、その煮汁を商品化することで、環境にやさしくお客様にも喜んでいただける商品を生み出すことが出来ました。
今のSDGsの考え方に通じる取り組みを、当社では約20年前から推進しております。(ものづくり補助金取得)
現在、お赤飯などの総菜メーカー様や、蒸しパンメーカー様において、旨味向上と色付けにご利用いただいております。

その他、多種多様なかのこ豆、豆大福用の塩ゆで赤えんどう豆、業務用のおはぎキットなどの応用商品を手掛けております。